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私にできること

2018.04.14

震災から今日で2年。「もう2年かぁ…」という気持ちで迎えています。

雨風しのげる私たちを守ってくれる「家」が怖くなったあの日。余震が来るたび外へ飛び出した落ち着かない毎日。インスタント食品続きで美味しい母乳が作れなくなり、生後5ヶ月の娘の下痢が続いた毎日。

自然の怖さと、普通の生活ができることの有り難さを痛感しました。

震源地である益城町は言葉に詰まる状態だったことも覚えています。

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あの日から、益城町のために私は何が出来るだろう…と喉元の骨のようにずっと引っかかっていました。私は支援金を1円も寄付していません。お金の支援というのは、お金を持っている方、遠方で動けない方にお任せしようと思いました。何よりも、震災直後というのは一気に仕事が減り、他人を助ける余裕がありませんでした。

私共「広告デザイナー」は、何かあった際に真っ先に切られる存在です。まず普通の生活に戻すことが第一であり、広告に対しては二の次になります。そして「自粛ムード」が続きます。体力のある企業でも自粛して広告を出さなくなります。必然的に仕事がなくなります。

寄付をしなかった理由はもうひとつあり、用途が不透明なことに対して出したくないという自分の性格です。「本当に困っている方の元へ届くのか」「無駄な使われ方をしないだろうか」

 

 

「はい、支援金。これで頑張って!」

 

 

本当にそれでいいのだろうか。

私にできることは、お金を渡すことではなく、お金を自分たちで生み出すことが出来るように手助けすることじゃないだろうか。自分たちの足でしっかり立てるように支えることではないだろうか。長い長い復興への道のりへ向かっている方々へ「これで復興という目的地まで行ってください」と資金を渡すのではなく、手を取って共に歩いて行くことではないのだろうか。

 

そんなことを考えていたある時、ある女性から声がかかりました。

「益城の魅力を伝えたい。そんな益城のマップを作りたい。でも作れる人がいないから手伝ってくれないだろうか。」

 

ああ、これなのかな。私が益城町のためにできることは。

 

それから7ヶ月間、何度も益城に足を運び取材をしてきました。ああでもないこうでもない。それは方向性がブレるから入れないほうがいい、入れるならこっちがいい。と、デザイナーとして、益城の「外」の人間としての意見を率直に伝えながら、一歩一歩歩みを進めてきました。

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縁もゆかりもない益城町。初めは「そんなにたくさん魅力ないんじゃないかな…」とさえ思っていました。(ごめんなさい)

取材をしたり、益城のことを調べていくうちに「ここも載せたいね」「ここどうかな?」たくさん出てくるんです。マップのサイズはB3(515×364)です。正直B3じゃ収まらない。もっともっと載せたいことがある。教えたい場所がある。伝えたいことがある。知れば知るほど好きになり、第二の故郷のような場所になりました。

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そんなマップがもうすぐ完成します。ひとりでも多くの方に渡したい。出来れば顔を見ながら手渡ししたい。そんな気持ちがあり、5月13日に益城町でマルシェを開催することになりました。益城の方にも、熊本市内の方にも、たくさんの方々に足を運んでいただきたい。母親3人が主体となり本業の合間に作り上げているので、至らない点も多々あります。それでも賛同してくださった各方面の方々のお力添えの元、ようやくここまで来れました。

皆さまぜひ、「今」の益城を見に来てください。益城の魅力を知ってください。
そして一時的にではなく、これからたくさん益城に遊びにきてください。

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私は当日笑顔で走り回ってるか、ぐったり白目むいてるか。笑

会場でお待ちしております♪

 

 


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